投稿日:2024年12月09日/更新日:2024年12月09日
建築業界でオウンドメディアを運営するメリット|成功事例も紹介!
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新規顧客を獲得するためには、ポータルサイトとオウンドメディアの活用が重要です。
若い世代は、企業情報や評判をWebサイトやSNSで入手する傾向が高く、従来の手法のみでは十分な集客は見込めません。
そのため、建築業界でもデジタルマーケティングが重視されています。
この記事では、オウンドメディアのメリットや成功事例などを紹介します。
これから自社でオウンドメディアの運用を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
オウンドメディアとは
オウンドメディアとは、自社で運営するメディアの総称です。
- 公式Webサイト
- 自社ブログ
- 公式SNS
- 自社ECサイトなど
役立つ情報を提供することで閲覧ユーザーの興味関心を引き、商品やサービスの認知度向上やファンを作るのがオウンドメディアの目的です。
建築業界におけるオウンドメディアの重要性
建設業界でオウンドメディアを活用すると、主に以下のような効果が期待できるでしょう。
- 潜在顧客への認知拡大につながる
- 独自の価値提供ができる
それぞれ詳しく解説します。
潜在顧客への認知拡大につながる
1つめのポイントは、潜在顧客へ認知拡大できる点です。
オウンドメディアはストック型コンテンツであるため、時間が経過しても情報の価値が失われにくく、資産化できるのが特徴。
たとえば、ユーザーが「家 建てたい」などと調べた際に、自社ブログが検索にヒットすれば、そこから新規顧客へ認知を広げられるのです。
また、自社サービスに込めた熱意や思い入れを語れば、潜在顧客から見込み顧客、最終的には新規顧客に育てられる可能性もあるでしょう。
なお、オウンドメディアでは、ターゲットをしぼったコンテンツの作成なども可能です。
独自の価値提供ができる
建築業界の競争はとても激しいため、他者との差別化を行い、独自の価値提供を行える点もポイントです。
たとえば、オウンドメディアで自社の施工事例を紹介し、技術力や実績をアピールすると独自性をアップできます。
また、法律改正や新しい技術の導入など、業界関係者にとっても価値ある情報を迅速に伝えるツールにもなります。
オウンドメディアを活用すれば、透明性を高め、顧客からの信頼を得られる効果が期待できるでしょう。
オウンドメディアのメリット3つ
運用が軌道に乗れば、オウンドメディアは頼れる戦略となります。
オウンドメディアの主なメリットは以下の通りです。
- 見込み顧客を獲得できる
- 営業費や広告費を削減できる
- 新規採用がしやすい
それぞれ詳しく解説します。
見込み顧客を獲得できる
オウンドメディアを活用すると、見込みの高い顧客を多く獲得できます。
自社の発信している情報に興味を持った顧客が問い合わせてくるため、高い契約率が期待できるでしょう。
オウンドメディアで質の高い見込み顧客を獲得できれば、コンペや営業活動に労力をかける必要はありません。
また、オウンドメディアの質が高ければ、見込み顧客の自社に対するロイヤルティ(信頼や愛着)が高まります。
営業費や広告費を削減できる
テレビのCMやプレスリリース、チラシの配布などのマスメディアは、高額な広告費が発生します。
また、Webや街頭広告なども、出稿し続けなければならず、ランニングコストがかさみます。
一方で、オウンドメディアであれば、数千円のサーバー代のみで継続できるのは大きなメリット。
オウンドメディアを上手く運営できれば、効率よく自社の宣伝ができるでしょう。
さらにTwitterやInstagram、 YouTubeなどのさまざまなSNSを使れば、広く拡散される可能性もあります。
新規採用がしやすい
オウンドメディアを活用すると、自社の戦略やビジョンに合う採用ができます。
オウンドメディアを使った採用活動は「オウンドメディアリクルーティング」と呼ばれます。
たとえば、以下のものを掲載しましょう。
- 企業のビジョン
- 社員インタビュー
- 社内イベントや福利厚生などの取り組み
- 仕事内容や1日の働き方など
求職者がオウンドメディアで「自分に合う企業かどうか」を判断できるため、企業のビジョンなどに共感した求職者のみが応募してくるでしょう。
採用にかかる時間や労力の削減ができ、離職率も低くなります。
また、建築業界では人材不足が深刻化しているため「オウンドメディアリクルーティング」での発信は効果的でしょう。
オウンドメディアのデメリット
オウンドメディアには多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。
- 成果を発揮するまで時間がかかる
- 専門的な知識やスキルが必要
それぞれ詳しく解説します。
成果を発揮するまで時間がかかる
オウンドメディアの成果が出るまでには、最低半年以上はかかると思ってください。
また、安定したオウンドメディアで成果を生むためには50〜100本程度のコンテンツ数が必要です。
オウンドメディアは単独で成果を出すのは難しく、Web広告やSNS発信など相乗効果をかけ合わせて効果が形成されるものです。
短期間で成果を出したい場合には、広告運用と両立をするとよいでしょう。
専門的な知識やスキルが必要
オウンドメディアで集客をおこなうには「コンテンツSEO」や「テクニカルSEO」など、専門的なSEO対策の知識が必要です。
オウンドメディアを作成しても検索順位が上がらず、集客効果が期待できなければ意味がありません。
なお、建築現場で働きながらSEO対策を学ぶのは大変です。
自社での運用が難しい場合には、専門家への依頼も検討するとよいでしょう。
建築業界におけるオウンドメディアの成功事例
オウンドメディアは、運用目的やターゲット層によって作るべきメディアも異なります。
この章では、実際の企業の成功事例を紹介します。
自社でこれからオウンドメディアを立ち上げようと考えている人はぜひ参考にしてください。
株式会社テラジマアーキテクツ
株式会社テラジマアーキテクツは、注文住宅などを手がける会社です。
株式会社テラジマアーキテクツのオウンドメディアは、「こだわり抜いた上品な住まいを設計する設計会社」という会社のコンセプトを、視覚的にわかりやすく伝えています。
自社がてがけた住宅の施工事例を中心に、技術やデザインのこだわりなどを美しい写真とともに発信しています。
清水建設株式会社
「清水建設株式会社」のオウンドメディアは、自社がてがけた歴史的建造物や明治・大正時代の設計図、文化財にまつわるコラムなど、ほかのメディアにはない充実したコンテンツが特徴です。
老舗の建築業者としての実績をアピールし、自社のブランド力の向上につながっています。
大和ハウス工業株式会社
大和ハウス工業株式会社では、戸建て住宅ブランド「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」の認知向上を目指しています。
以下の2つのオウンドメディア運営を通して、展示場に行く前から顧客に自社ブランドを知ってもらい、選んでもらえる存在にする必要があると考えました。
xevoΣに興味のある層に、商品情報や建築事例、キャンペーン情報を提供
住まい全般に関心のある層に、ローンや間取りなど幅広い住宅情報を発信
大和ハウス工業株式会社では、ターゲット層の異なるオウンドメディアを運営し、ブランド認知から商品選択までの一貫したサポート体制の構築とアピールをおこなっています。
まとめ
オウンドメディアは、自社が運用する公式Webサイトや自社ブログ、SNSの総称です。
運用が軌道に乗れば、潜在顧客への認知拡大や独自の価値提供ができるメリットがあります。
一方で、成果を発揮するまで時間がかかったり、専門的な知識やスキルが必要です。
自社での運用が難しい場合には、わたしたちmake noteを運営している「MARQS」へお任せください。
Instagram運用・X運用、ホームページ運用から、オウンドメディア運用代行まで、幅広くマーケティング活動をサポートいたします。
建築業界でオウンドメディアをうまく活用している企業の事例も参考にし、運用目的やターゲット層に合わせた適切なメディアを運用しましょう。
ぜひお気軽にお問い合わせください。